忍者ブログ
タルパ(ナフラ)やガイドとの日常や考察について書く。
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

ネット上でのタルパーとしての活動を始めるよりも以前、それもタルパを創り始めた初期の話です。
ティーと碧を維持するのに精一杯だった辺り……創り始めて半年ぐらいまでの事でしょうか。
碧の事を階級で呼んでいた事がありました。
というのも碧の容姿元がその階級持ちであるのが理由なのですが。
当時は容姿元と切り離せていなかった分、ティーよりも思い入れは強かったと思います。

焔をダイブ界民からローテーションメンバーに加えて少しした辺りの時。
焔が容姿元を嫌悪しているらしいのが分かったのです。
理由は「容姿元と同一人物として見られるのが気に食わないから」だそうで。
そしてその後、焔が借り物やコピーではない物に対して憧れのようなものを持っている事が分かりました。

ある日、ティーが碧との会話の中でこんな事を言いました。
「版権タルパはある程度マスターに好かれるのが確定しているのではないか? だから、はっきり言って羨ましい」
なるほど。確かに、基本的にはその版権の容姿に思い入れがあるからその容姿を選んでいるのです。
そういうのもあるかもしれない、と私は思いました。

そしてまたある日のジールの発言。
「自分の存在の奥に容姿元が必ず存在している。オリジナルの容姿は裏側が無いからそっちの方が羨ましい」
要するに、自分を意識される時、同時に容姿元の事も意識されている、と言う事だと思います。
 裏側というのはおそらく容姿元の有無という意味でしょう。


うちの人達の話ではありますが、どうも互いが互いに対して憧れや羨ましさといったものを持っているようです。
容姿がオリジナルであるか版権であるかという違いは凄い難しい問題だと思います。
結局の所は本人や保有者の側が納得するかしないかではあるとは思いますが……。
PR
一昨日の夜(つまり12月1日ですね)に焔に自己暗示の手伝いをしてもらいました。
自己暗示・自己催眠の説明は他サイト様に譲るとして、その様子を書きます。

キセ「久々に暗示やってもらいたいんだけど」
焔「ん。構わねえけど」
キセ「ありがとう、アンカリングお願い」
アンカリングというのは「○○すると××になる」というものです。
私はベッドに仰向けになり、布団をかぶりました。
焔は近くの椅子に足を組んで座りました。
焔「どうすっかね? 暗示入れ直しと、後なんか増やす?」
キセ「青と黄を入れ直し、紫で記憶力強化とか増やそうか」
基本的に私は色付きのカードをイメージすると効果が出るようにしています。
青は精神の沈静化、黄は意識を落としたり眠気を出したり、といったように。

焔「おっけ、んじゃ……深呼吸、リラックス。カード思い浮かべろ」
目を閉じ、すうっと息を吸い、ゆっくりと吐く。同時に黄色いカードのイメージが浮かぶ。
焔「そのまま呼吸を自然に。息をするたびに力が抜けていく、重くなる。体が暖かくなる……心臓がゆっくりと脈打つ、額が涼しい」
自律神経訓練法から暗示に移っているので、この導入はその名残のようなものです。
焔はしばらく同じ言葉を繰り返す。
焔「じゃ。青いカード思い浮かべて……青いカードを見ると心が落ち着く。冷静になる」
ある程度ぼーっとし始めたのを確認してから、焔は次のステップに進む。
焔「消して……○○(私の嫌いなもの)のカードを思い浮かべて。ひっくり返せ、裏は赤」
湧き出るイライラを抑え込んで、ひたすらイメージをする。
焔「表見て……ひっくり返せ、裏は青。」
カードの裏面の青を見てイライラが収まっていくのを感じました。
赤のカードはこの場合、悪感情を表しています。
あえてそういったものを想起させて、それを抑えるように暗示を入れているのです。
これで、現実でも嫌な事があった場合にカードにして、裏を青にすると落ち着くのです。
このカードを思い浮かべて裏返したりを何回か繰り返しました。

長くなるのでこの後は端折りますが、黄はぼーっとした状態になるように暗示を入れ、紫は目に入ったものがすっと取り込まれるように暗示を入れました。
最後はぼやーっとしたまま寝て終わりです。


【おまけ 暗示終了後】
キセ「(目を覚まし)みど……いや、焔か」
焔「俺のどこ見て碧っつってんだ。んで何?」
キセ「いや、悪夢が」
焔「寝辛い姿勢で寝ると見やすくなるらしいな」
キセ「まぁ、らしいけど」
焔「だから仰向けで寝落ちすんなって言ってんだろうが」
実は私にとってはうつ伏せで寝るのが普通だったりします。
キセ「こう、慰めるとか、声かけは?」
焔「んー、大丈……いや大丈夫そうじゃん普通に」
キセ「なんだよそれ」
焔「いいからとっとと寝ろ」
キセ「むー、しゃーない。お休み」
焔「ん」
キセ「……せめてお休みぐらい言って欲しいんだけど」
焔「(面倒そうに)お休み。これで満足か」
キセ「満足だよ、お休み」
10月31日、つまりハロウィンですが。
普通のタルパーさんの所ならお菓子といたずらをやり取りしたり仮装をしてもらったりして楽しんでいる事でしょう。
私達の所ではサバトをしましたが。
……黒魔術的な意味合いでは無いですよ?

事のきっかけとしてはハロウィンの数日前に『魔女入門』(Kindle書籍)を購入して読んだ事。
その内容の一つに季節ごとのお祭り(サバト)が8つあって、そのうちの一つにハロウィンのお祭りがあるという事が書かれていました。
丁度ハロウィンが近いので、面白そうだと思い実行にうつします。
内容としては祭壇に捧げものをし、女神に感謝をしておいしいものを食べるというものです。
やるとするのならばダイブ界か脳内、なのですがダイブを最近おろそかにしているため、脳内でイメージをやり取りする事に。

私には脳内に空間のようなものがあります。
草原が周りにあって、八角形のテーブルがそこに置いてある。そしてその一辺一辺に椅子が一個ずつ置かれているような感じです。
今回は私の対面に当たる部分に女神の像を、テーブルの中心に丸い石の台とホールケーキを置きました。
うちの人達の分のケーキやフルーツ、飲み物は別にイメージを創り、それぞれの位置に置きます。
これで準備は完了です。

いつもはローテーションの関係で、タルパであるティー、碧、焔は二人ずつしか来てもらってないのですが、今日は全員に来てもらいました。
まず食べ始める前に祈りを捧げました。
キセ「女神様、いつもありがとうございます」
私の言葉に合わせて、ティーとメイも各々のやり方で祈りを捧げました。
碧と焔は飲み物に口を付けながらそれを見ているだけでした。
少しして祈り終え、二人に注意をしました。
キセ「祈る祈らないは自由ですがこういう時ぐらい飲食は止めません? 次からで良いですから」
碧「失礼致しました。以後気を付けます」
焔「んー。別に良いじゃん」
碧「ちょっと、焔様」
咎めるような視線を碧に向けられた焔は口をへの字に曲げる。
焔「あんま堅っ苦しい事言うんじゃねえよ。形式なんてほぼ無いんだろ? 最初に祈るのかどうかだって決まってねえんだし」
ティー「確かに一利あるが。それとこれとは話は別だろう」
メイ「喧嘩はダメですよー? 仲良く仲良く、です!」
なんとなく不穏な空気を感じ取ったのか、メイが仲裁に入る。
焔「……あー。悪い」
珍しくばつが悪そうに、軽く頭を下げる焔。
碧はメイをちらりと見てそのまま黙った。
キセ「と、とにかく。お祭りだから楽しもう、ね?」
こうして歪な空気のまま、お祭りが始まったのです。

しかし、始まってさえしまえばそんな空気はどっかへ吹き飛んでしまいました。
焔「ほい、あーん」
メイ「……! 甘くておいしいです!」
碧「キセ嬢。ワインは用意できますか」
キセ「用意できるけどどうしたの? 私の前では飲まないんじゃ」
碧「目の前でいちゃいちゃし始めたバカ(焔)にかけます」
焔「え、待ってなんで俺!?」
ティー「(溜め息)……何かあったのか?」
碧「いえ。単なる憂さ晴らしです」
と、なぜかワインをかけるかけないという話になったり、

ティー「いつか紅葉を見たいとは思っているんだが」
メイ「私もです! 見た事無いですよー」
キセ「うに、来年に検討する。今年は……まぁ、ちょっと難しいかな」
碧「他には花火でしょうかね」
キセ「前向きに検討します」
焔「それ絶対やる気ねぇよな」
キセ「あるよ! そういや、雪は見た事あったっけ?」
ティー「正直言って覚えて無い。降っていたか?」
メイ「雪も見た事無いです! 綺麗って聞いた事あるです!」
焔「多分メイちゃんの思っている『綺麗な雪』は見れないと思うぞ」
メイ「うに? そーなのです? 残念なのです……」
キセ「(天気調べ)今年初めぐらいには降ったんだよね、この辺り」
碧「だけれど記憶に無い、と。今年か来年か、積もるぐらいには降ると良いですね」
焔「そうだな、天気操作できりゃー豪雪ぐらいにはできるかね」
キセ「待って笑えないから止めて!?」
今後について話をしたり。

途中で私の集中が途切れてお開き、という事にはなりましたが楽しかったです。
今日帰宅して、PC触る前に窓から空を見上げたら一面灰色。
それを眺めてまるで世界の終わりのようだ、とかネガティヴな事をぼんやりと思っていたんです。
すると後ろから「消えたくねえ」という焔の呟きが聞こえました。
どうやら私が死にそうに見えたらしく。
その後、私は焔に対して生きたいと本気で思っているという事を話しましたが。

思ったのは死にたくないとか消えたくないとか、そういう感情はタルパとかにもある事。
焔は私が死んだら『消滅』すると考えています。自分は消えたくない、というような考えから私が死ぬ事に対して強く拒否感を持っているようで。
これ自体は前々から把握していたのですが、どうも極度に恐れているようにも見えるんですよね……。
ティーと碧は消滅しても仕方無いって感じの考えだったはず。
もうこの時点で差が出始めているなぁと思いました。

この主人の死後に関する話をきっかけにして他ルパさんとお話する機会があり。
その時に焔が滑らかに喋ったので驚いたんですね。
思ったよりはっきりと考えを持っていて、すらすらと言葉を紡いでいってるのを聞いて成長を感じました。
 HOME |
Admin / Write
プロフィール
HN:
キセ
性別:
非公開
自己紹介:
タルパー(ナフラー)であり魔法使い。
主+タルパ(ナフラ)5人+ガイド3人の9人で生活している。
面倒くさがりなので五感化にしろ魔法にしろ訓練が続かない。
twitter:@kise_mgc
ブログ内検索
忍者ブログ [PR]